今回は、晒から刺し子の布巾を作る為の 一からの方法と水通しまでの工程を出来るだけ詳しく載せます(^_^)
あくまでも 今の私が 楽しみながら簡単で良いな と思って やっている方法ですので、今後やり方を変えたり、もっと良いと思える方法があったら 追記を載せます。
そのときには『追記』項目カテゴリーを作ります(^○^)
ここでのやり方以外に 水通し、地直し方法は何通りもあります。
どれも不正解はありません\(^o^)/
特に刺し子を始めたばかりの方は、本によってやり方が違ったりするので 迷ってしまうと思います。
色んなやり方を試し、吸収して 自分がやりやすく楽しめる方法を選択してください(^_^)
まず、晒(さらし)の準備からです。
晒はお好みの物を購入してください。
私が使ってるのは〝吉田晒〟です。
初めて晒から作るとなった時、ネットで何処のが良いか探した所、『吉田織物株式会社』さんの〝吉田晒〟が良いという沢山の情報がありました。
情報を載せ教えてくれた、沢山の皆様に感謝(^o^)
当時の私は、ネット購入は利用せず 自分で探し回って刺し子の道具や本などを買っていました。
見て触って購入したかったのです( ´∀`)
ところが晒が売ってる所が分からない(笑)
かなり歩き回りました。
晒は食品用の物もあるから、キッチンコーナーに売ってるのでは?と ふと思い、東急ハンズのキッチンコーナーに行ったら
なんと吉田晒が売ってたのです(^o^)
1番欲しかった晒をゲット出来、しかも いつも行くハンズにあって嬉しかったです♪
その後に 手芸屋やドラッグストアなどで違うメーカーさんの晒が売ってるのを見かけました。
色んな晒を試してみたいのですが、吉田晒が使い心地良く、欲しい時に直ぐ買いに行けるので ずっと使ってます(^_^)
メーカーさんや種類によって触り心地、縫いやすさ、キメの細かさ などが違ってきます。
自分が刺しやすく良いと思う物を探してください(^o^)
でも、あえて言うなら ふきんとして使う場合 蛍光塗料の薬剤を使ってない〝無蛍光晒〟がなんとなく安心です(^_^)
では、晒の説明から…
↓袋から出した状態
どんな布にも縦と横があります。
↑見た感じ上から下が縦に見えますが横です。
↓晒の縦横に合わせて撮ってみました。
ミミからミミが横なんだって覚えておけば忘れません( *´艸`)
晒の縦、横に合わせて布巾を作ります。
なので、作る布巾の横の長さは変わりません。
ミミの部分は1番頑丈に出来ている場所なので、カットはしません。
↑の写真に書いた通り、横は引っ張ると伸びます。斜めに引っ張るともっともっと伸びてしまいます。
伸びて形が崩れてしまうので引っ張らないように気を付けてくださいね。
ちょっとでも引っ張ったり、アイロンを強くかけてしまったりするだけで横幅が1㎜2㎜と伸びてしまいます。
これさえ覚えておいて、扱いを気を付ければ 真っ直ぐな布巾が出来ますd(`・∀・)b
【晒のカット】
横の長さはそのままなので作りたい縦の長さにカットします。
布巾は表と裏あるので、
作りたい縦の長さ×2です。
***追記***
新しい晒から作る場合、裁ち目(切ってある所)が揃ってない状態です。(メーカーさんによって違うかも)
購入して開けたら直ぐ 1cmくらいの所で横糸1本抜き作業した後、定規で作る長さに図ってください(^_^)
(横糸1本抜き作業は↓に詳しく載せてます)
* * * * * * *
以前は2m位にカットし、水通しした後 作りたいサイズに横糸抜いて切っていましたが
水通し後の横糸抜きがスルッといかないので、
先に作りたいサイズにカットするようになりました。
のちに水通しすると、縦の長さが縮むので、予備の為に1cm長くカットしてます。
*使ってる晒によっては縦横 それぞれの伸び縮みが変わるかも知れません
m(_ _)m
私の使ってる吉田晒は、買った状態の横幅(ミミからミミ)が33.5cm→水通し後のアイロンで34cmになり、
縦の長さは自分が測ったサイズより1cm縮みます。
しるしをつけたミミ部分 5㎜くらい真っ直ぐハサミで切ります。
横糸を1本抜いて この線に合わせてカットし 基準として整えれば 真っ直ぐになるので、大事な作業です(^_^)
本でやり方を見て覚え、とっても楽しい作業の1つになりました。
知ってる人はスルーで(*゚∀゚人゚∀゚*)♪
右手で引っ張ると 途中で切れてしまうので、右手は動かさず、左手のみ動かしてシワを作る。
シワが左のミミ部分までいったら
両手の親指で押すとプチッと横糸が切れる音がします。
右手に持ってた糸を引っ張るとスルスルと1本取れます。
コツをつかめば糸を抜くまで30秒もかからず楽しく出来ます♪
抜いた場所から外れてカットすると
基準となる真っ直ぐな線で地直し出来なくなるので、慎重に切ってください(‐人‐)
↓横糸を抜いた後の状態
カッターマットや、テーブルの角に合わせて見ると、真っ直ぐ 直角になっておらず 布がカーブしてます。
布の歪みを整える事によって、ピシッと綺麗な布巾が出来ます(^_^)
地直しを先にやると 水通し後 縮んで また地直ししなきゃいけないので、水通しを先に済ませます。
【水通し】
カットした晒を水か ぬるま湯に浸し8時間ほど放置。バケツでも何でもいいです。
↑家の中で埃が1番少ないお風呂場に放置してます。
お風呂場なら邪魔にならないd(`・∀・)b
浸し時間は8時間前後にしてますが、
1度 15時間 放置してみました。
縦横の長さは8時間放置したのと変わらなかったです。
なので、うっかり忘れて放置しても大丈夫(^_^)
8時間は目安ですので、いつも
もう充分浸したから干す時間かな~って気持ちでやってます。
私の場合、
朝に浸し→夕方干し→半乾きになったらアイロン
or
寝る前に浸し→起きて干し→半乾きになったらアイロン
してます(^_^)
1度に何枚も浸すと干した後のアイロンがけを何枚もやらなきゃなので、多くても2枚にしてます。
あと、何枚も重ねてやると ちゃんと浸ってるのか心配(^∀^;)
~8時間位後~
容器の水を捨て、
この時、雑巾を絞るように ねじらないで❎
ねじると、晒が伸びてアイロンがけが大変になってしまいます。
両手に持って、軽く押さえる程度。
まだ水を含んでるなくらいでOK。
【部屋干し】
ハンガーなどにかけ、部屋干しします。
晒が水を含んでいて、干した瞬間ポタポタするので、床に新聞紙などを敷いてください。
干した時、べチャっと表裏がくっついているようなら 離して、 1回だけ縦方向 ↓(下)に引っ張り形を整える。
この時 ← 横 → と 斜めに引っ張らないで❎
少しの刺激でも伸びてしまいます。
伸びたまま 乾くと その形になってしまいます。
乾かしは半乾きの状態になるまで。
完全に乾いてしまうと、その形で決まってしまいます。シワも残り 消えづらいです(>_<)
もし、完全に乾いてしまったら霧吹きやスチームでたっぷり湿らせてください。
ビタビタから湿ってる程度の半乾きになったら 次はアイロンがけで地直しです。
アイロンがけ編は次回に…
大事な所で終わってごめんなさい(‐人‐)
これ以上書くと 重くなって見辛くなりそうなので(^_^;)
出来るだけ早めに続きを投稿します
p(^-^)q φ(..)
ではまた(^o^)/~~