前回の続き
きっちり地直しした後に、このまま方眼線の下書きを始めます(^_^)
方眼線の下書きから仕立てまでは、ネットで沢山の方の方法を見て教わりました。
皆様に感謝(^_^)/
何回も作るうちにやり方をどんどん変え、自分がやりやすく楽しめる方法になっていきました。
また今後 ↓で載せた方法が変わったら 追記載せます(^o^)
【用意するもの】
方眼カッターマット or 方眼工作用紙
以前は50×36cm位の工作用紙を使っていましたが、今はカッターマットを使用してます。
どちらも使いやすいです。
***工作用紙***
大きめサイズの工作用紙はヨドバシカメラの通販で見つけました。4枚入り。
5㎜の方眼線が書いてあり、重宝しました。
今後この工作用紙は模様刺しの下絵や斜方眼など書いて使う予定です(*^o^)/
***カッターマット***
私が購入したカッターマットは 5㎜の目印が枠の左と下にあり、線は1cm方眼です。
普段5㎜の方眼線を下書きされる方は、5㎜の方眼線が印刷されてるマットがオススメ。
丈夫なので使わない時は立て掛けてます。
***定規***
50cmの長さ
セリアで購入。これも丈夫で重宝してます♪
***下書き用ペン***
ネットの情報からフリクションカラーズが良いと聞き、手に入れてからは ずっとこれです。教えてくれた皆様ありがとうございます(^o^)/
アイロン熱で消え、1本で何枚も下書き出来ます。
新しく販売されてるフリクションファインライナーは細く、模様を書くときに重宝してます。
5㎜の方眼線書きにも 良さそうです。
色はお好みの物を。
よく、ピンクや水色 グレーを使って下書きしてましたが その時に使いたい糸の色がピンクか水色かグレーが多くて(^_^;)
下書きと同じ色の糸で刺すと、ちゃんと刺せてるのか見分けがつきにくいです。
アイロン熱で消えるけど、濃いめの色よりなんとなく薄めの色が好みです。
今はペールオレンジがお気に入り♪
***マスキングテープ***
マットと晒を固定させる為に使います。
テープは粘着力が強すぎない マスキングテープが1番良いです(^_^)
***針としつけ糸***
晒の表と裏が刺してる時にズレないよう仮止めの為に使います。
このダルマシツケ糸、とっても使いやすい。
仮止めした時、ハサミを使わず 手でブチッと切って使ってます(笑)
【晒の長さとまわりの仕上げ縫い】
前々回 晒のカットする長さについて書いたので、詳しく(^_^)
出来上がりの外枠の長さは 大体同じですが、
たまに1,5cmにする時もあります。
刺したて青海波(*^o^)
外枠のサイズ 出来上がり見本↓
コの字とじする部分を1,2cmにしてるのは、1cmでコの字とじすると少し幅が小さくなるからです。
晒をカットするサイズを詳しく書くと
前々回載せた↓
↓サイズにすると
大きいサイズ布巾は合計67cm
小さいサイズ布巾は合計47cm
にカットしてます。
最近はこの2つのサイズをよく作ります。
布巾を初めて仕立てる時に迷うのは、周りを全部縫うのか、裁ち目だけを縫うのかだと思います。
縫い方も色んな方法があるから迷っちゃいますよね(^_^)
全部 縫うと かなり丈夫な布巾が出来ます。
裁ち目だけ縫い、ミミ部分を縫わないで仕上げた場合は、通気性が良いので 洗濯した時の乾きが早く 生乾きを防げます。
どっちも良いんですよね(*^o^)/
なので、使う用途によって変えたりする時もあります。
水で濡らして使う物(おしぼりや台ふきん)は裁ち目のみ縫った布巾で通気性を良く。
濡らして使わない物(ランチョンマットや埃よけ)は〝わ〟以外のミミと裁ち目を全部縫う。
こうやって使い分けもいいかなって思います。
周りの縫い方は最後に コの字とじをするのが楽しく、ずっとこの方法です。
今回は裁ち目だけ コの字とじする布巾の方眼線引きを載せます。
【マットに晒を固定させる】
まずマットに晒を置きます。
(前回アイロンかけた後、マットで地直しをしたので そのまま作業に入ります)
置いた時〝わ〟と〝みみ〟部分を
方眼の線にピッタリ合うように置きます。
ピッタリ置くことによって、この先の出来が変わります。
マスキングテープを貼る。
順番は わの部分→両ミミ→裁ち目
晒に粘着面が少なくなるように貼ります。
(晒に貼る部分を5㎜位にしておくとテープが下書きの邪魔になりません)
全部 縁に貼ると、テープを取る時に晒が伸びるので10cmくらいの長さにしてます。
アイロンかけて地直ししたので、ピッタリ表裏合ってると思います。
でも、もし晒が浮いているようなら
わの部分を貼った後に
裁ち目に向かって↑ 優しく手の平撫でをし、平らにしてください。
裁ち目の左角と右角は 1番伸びやすいので テープを貼らず 持つときも引っ張らないよう気を付けます。
【方眼線を引く】
書くときに大切なのは
晒の周りにあるマットの方眼線を頼りに定規で引くこと
です。
なので始めにマスキングテープで貼った晒がズレていると、線もズレます。
まず、わの部分を1cmにしたので 〝わ〟から1cmの所に定規を置きます。
マットの方眼線で定規を合わせて書き込み。
ペンは力を入れず 斜めにし、軽く触れる程度で書き込みしていきます。
わの部分が引けたら、次は両ミミ部分の枠を。
どちらも1cm幅にします。
必ずマットの方眼線に定規をあてて書き込めば、線はズレません(^_^)
両ミミの枠線を書いたら、
どこからどこまで横の線を書けば分かるので
そのまま横線をどんどん書き込んでいきます。
ペールオレンジ色のペン…写真だと見えづらいですね(>_<)
ごめんなさい(TдT)
裁ち目部分のコの字とじを2cmにしているので、そこまで書き込み。
コの字とじする部分はcmを変えてるので
しるしを付けて線を引きます。
晒を水通しした事によって、1cm縮み 丁度2cm残ってると思います。
もし、2cmより足らない場合は外枠を1cmにしたり、折り込む部分を減らしたりと調整してください。
折り込む部分を0.8cmにしてるのは、短すぎず長すぎずで1番 コの字とじ しやすい長さだったからです(^_^)
縦に線を引きづらかったら、マットの向きを変え 横にどんどん書き込んでください(^_^)
全部書けました(*^o^)/\(^-^*)
次は裁ち目の折り目部分に、ペンで〝しるし〟を付けます。
この時に使うフリクションペンは、もう線引きに色が出ない物や 先が潰れて、線を書くには使えない物を使ってます。
この しるしを目安に後で折ります。
【マスキングテープを全部剥がす】
一気に引っ張らず、ゆっくり。
特に裁ち目部分はゆっくり取らないと、横糸が出て来てしまいます(^_^;)
左手で晒を押さえ ゆっくり剥がせば、形が崩れません。
【シツケ糸で仮止め】
刺してる時に表と裏の晒が離れないよう仮止めします。
外枠を越えないように、
十字に3cm位の針目で刺します。
糸を引っ張り過ぎないよう、マットの上で形を整えると綺麗になります。
【裁ち目部分をコの字とじする為の折り目】
折った時に指で押し撫で、折り目をがっちり付けます。
表が終わったら
裏も内側に折り込みます。
ペンで写した目印を頼りに 内側に折り、
表側と一緒に指で押し撫で折り目を付ける。
手作業でも、綺麗に真っ直ぐになります(^_^)
折り込んだ部分をシツケ糸で仮止めし、
完成です(^^)人(^^)
この後 刺せると思うとワクワク(^o^)
コの字とじは、全部刺し終わった後の仕上げにしてます(^_^)
水通しから地直し 仕立てまで載せましたが、
晒から作ってみたい人や刺し子好きな人の参考に 少しでもなれたら嬉しいです(^_^)
刺し子を楽しむ人が増えますように☆
ではまた(^o^)/~~