以前 七宝が書ける花形プレートで下書きして作った図案
これを今回、真ん中部分の丸を直線に変えて刺してみました。
完成下書き↓
下書き 大変そうに見えますが、よく見るとシンプルで単純です。
下書きの為の花形プレートは、カテゴリー欄の『花形プレートの作り方』から記事に飛べます。
色んな曲線の伝統模様も下書き出来るのでオススメ(^o^)
書く手順は、
①花形プレートの半径サイズの方眼線を書く。
1番刺しやすいサイズのプレート(6cm花形)
で下書きしたいので、3cmの方眼線を引きます。
模様刺しの布巾を作る時、下書きの段階で 模様が途中で途切れてしまわないように仕立ててます。
このプレートは6cmなので、縦、横 6の倍数になる様に長さを決めます。
今回は縦の長さ24cm、横の長さ30cmになりました。出来上がりのサイズに合わせ 外枠の長さが変わったりします。
②花形プレートで書き込み。
次は、中心点は同じままにして回転させます。
全部書き込みます。
③あとは定規で中心点にそって斜めの線を書き込み。
これで下書きは完成です。
色んな図案を考えた後、刺し順を見つけてやっと刺す事が出来ます。
どんなに面白い図案でも、刺す順番が分かってないと刺しに入ることが出来ません(*_*)
いかに、糸を変えず流れに沿って刺せるか。
刺し子にしかない楽しみ方だと思います♪
この図案の場合、基本は七宝つなぎと同じ斜めに刺し進めます。
始めに書いた花(水色下書き)は七宝つなぎの線と同じです。
基本の水色部分を斜めに刺し進める→
斜め花(ピンク)に近づいたら斜め花(ピンク部分)を全部刺す→
元の位置に戻ってくるので水色部分の斜め刺し進める。
の繰り返し。
こうすれば 七宝つなぎと同じで 一筆書きのように どんどん刺せます。
七宝つなぎの刺し方が分かっていれば、簡単に楽しく刺し進む事ができます(^^)d
後は斜めの直線を刺しました。
下書きの線全部を刺さず、一部分は布と布の間を通しました。
この方が模様として面白いと思ったので(^_^)
間通しがスムーズにいかなかったので、曲線を刺す前に刺せば良かったです(^o^;)
出来上がり
ハート…というと何かむず痒い(笑)
猪目模様っぽいです(^_^)
神社の装飾に使われる猪目(いのめ)模様。
魔除けや火除けの御守りとして用いられているそうです。
神社や古い建物で色んな伝統模様を見つけるのが楽しみ♪
見たことない模様を発見するとワクワクします。
左の図案も刺し方はだいたい同じ。
基本の斜めの刺し
→一回転花を刺す
→基本の斜め刺す
→丸の近くに行ったら布と布の間を通り丸を一回転
→布と布の間を通り、基本の斜めに戻る。
この繰り返しです(^_^)
この2つの図案で今までに感じた事がない刺しの楽しさを味わいました。
凄く中毒症がある(笑)
良かったら刺してみてくださいね(^o^)/~